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キラッと光る企業の取り組み4選!! 理念浸透の取り組み編(2023年上半期)

理念浸透の取り組み編(2023年上半期)

理念浸透とは、企業が掲げるビジョンやミッションを社員全員が共感しており、理念実現に向けて実践している状態のことです。経営層から社員まで同じ方向を向いて進むことは、企業の成長に欠かせない要素といえます。当記事では、上半期に取材させていただいた30社の中から理念浸透に注力された取り組みを行われている企業様の事例4選を紹介します。


ビジョン「豊かな食卓を広げ、大切な人との絆を深めてもらう。」

 株式会社ワンダーテーブル
海外の優れたブランドと提携し、高い専門性と品質を追求したブランド戦略を展開している株式会社ワンダーテーブルは、ビジョンを社内に浸透させるため、ビジョンを明記したカードを作成し、海外のスタッフを含む社員約3000人に配布しています。また、全社員対象のディスカッション形式の「ビジョン勉強会」を年に4回実施。その他に、社長と役員が意見交換やビジョン共有を目的として行う「トップランチ」はこれまでに約30回開催しています。
更に週に一度、経営幹部から全社員へビジョンに関したウィークリーメッセージを配信しています。このメッセージをもとに「ビジョントーク」が各店舗で行われ、社員が議論する機会を積極的に増やしています。

詳細記事 https://inboundplus.jp/feature/97833/


 パーパス(purpose)「食を通じて、ワクワクする未来を。」

株式会社イートアンドホールディングス
羽付き餃子の「大阪王将」で知られる株式会社イートアンドホールディングスは企業の理念や行動指針などを記載した独自の「Eat & Way Book」を作成し、全社員に配布しています。環境と社会の持続的な発展に「+&の発想」で貢献するという会社の想いを浸透させるため、年に一度「Way研修」を全社員に実施しています。また、日々の業務の中で会社の理念を忘れないようにと、各店舗の朝礼で理念を唱和しています。これらの取り組みにより、会社と社員が共通の目標に向かって意識を高めることができています。

詳細記事 https://inboundplus.jp/feature/97931/


経営理念「街に永く愛される、 粋で鯔背(いなせ)な店づくり」

 株式会社NATTY SWANKYホールディングス
居酒屋「肉汁餃子のダンダダン」で知られる株式会社NATTY SWANKYホールディングスは、理念の浸透を図るために独自の「餃子論」を作成し、従業員に配布しています。この本には理念や行動指針、会社が求める心のあり方「5つの心」が記載されています。
「5つの心」は、「向上心」、「好奇心」、「探究心」、「自立心」、「忠誠心」です。
従業員の価値観を統一させ、記憶定着を促すために、定期的に「餃子論」の書き写しテストを実施しています。

詳細記事 https://inboundplus.jp/feature/97607/


    550年の歴史が育んだ『寶』の味、そして次世代の幸せを創る店づくり

 株式会社本家尾張屋
HPには理念は記載されていませんが、創業から550年以上の歴史を持つ「尾張屋」として地元である京都、そして生産者との結びつきという目に見えない価値を継承し従業員が一体となって「寶(たから)」の味を守り続けています。長年受け継がれてきた信頼と、持続可能な意識を大切にし、蕎麦を通して世の中に貢献できるお店。その誇りこそが、先祖から受け継いだ大きな『ギフト』として全従業員に意識の中に浸透しています。

詳細記事 https://inboundplus.jp/feature/96566/


 調査時期:2023年3月1日~2023年6月30日
調査対象:取材企業 30社

今回は2023年上半期にインタビューさせていただいた企業の中から、象徴的な取り組みを行っている4社を再度ご紹介しました。お話を伺った中で印象的だったのは、コロナという外的要因など企業が事業への意識を大きく変える必要があったタイミングで、複数の企業が理念やビジョンを見直し、意識改革を行っていたことです。時代の変化や社会情勢に応じて、自社の方向性を見直すことの重要性を感じました。会社の理念を浸透させるためには、明確に文書化したり、定期的に発信したりするなど、さまざまな施策が必要です。
選出した企業の理念浸透への取り組みを参考に、自社に見合う制度を取り入れてみてはいかがでしょうか。

INBOUND PLUS 編集部

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