スキマ時間を活用し働きたい時間と働いてほしい時間をマッチングするバイト募集サービスを展開する株式会社タイミー(所在地:東京都港区、代表取締役:小川 嶺)が飲食店を展開する株式会社ミナデイン(本社:東京都港区、代表取締役:大久保 伸隆)と共同で、アルバイトスタッフ全員がスポットワーカーである新コンセプトの居酒屋「新橋銀座口ガード下 THE 赤提灯(以下『THE 赤提灯』」を5月22日オープンしました。
独自のカリキュラムとスキルの可視化で、未経験者でも働ける環境を提供。タイミーが所有するスキマバイト人材の活用・育成ノウハウと、ミナデインの飲食業界における人材育成の豊富な知見を掛け合わせ、「はじめての人が働きやすいこと」を追求した独自のカリキュラムを設計しているとのこと。初回勤務時には、マニュアルや動画によるオンボーディングを行うほか、おすすめトークとともに料理を提供できるようになるために、定番メニューを「タイミー」ワーカーが試食。勤務終了後には、一人ひとりのワーカーに対して、その日の勤務で習得したスキルチェック(QSCチェック Quality(品質)、Service(サービス)、Cleanliness(クレンリネス:清潔さ))を行い、飲食業の基礎から上級までのスキルを段階的に習得できる体制が整えられています。獲得したスキルは「タイミー」のレビュー機能で可視化され、ワーカー自身がその日の勤務で得たスキルを認識することで、成長を実感でき、自信に繋がる流れを構築していると発表しています。
タイミーとミナデインのこの取り組みは、飲食業界が抱える人手不足に対応するのみならず、飲食店で働く魅力や苦労を実感する人を増やすことで、将来の雇用創出(飲食業界の就職者増)にもつながる取り組みです。
タイミーの「『働く』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」というミッションを体現しており、店舗においても働き手にとっても大変意義のある経験の場を提供するモデルです。
もちろん実施する中で問題も起きることでしょう。働き方がスポットになることで定期的な関係性構築や責任感の醸成などは想像しやすい課題です。
これもポジティブに捉えれば、多くの方と接点を持てる可能性があり、且つスポットで責任感あるポジションをテスト的に経験することもできるのです。出会ったばかりのスタッフと即チームワークを備えるスピード感やスキルも培えることでしょう。
今後このモデルがさらに拡大していくのか大変注目が集まります。まずは、実際にお店に行ってみることでその価値や実情を体験できることでしょう。