株式会社玉寿司は2024年9月20日に寿司にぎり体験専門店「寿司にぎり体験 浅草道場 Asakusa sushi making studio by Tsukiji Tamasushi」をオープンしました。
本記事では、オープンした寿司にぎり体験専門店の概要について紹介します。
寿司店を改装した店内で本格的な寿司にぎり体験
寿司にぎり体験専門店「寿司にぎり体験 浅草道場 Asakusa sushi making studio by Tsukiji Tamasushi」では、2月まで寿司店として営業していた店舗を改装した本格的な店内で、職人と同じように白衣を着て自分で握った寿司を実食する体験ができます。
コースは各回一組(2〜6名)限定の「プライベートカウンターコース」と、合同開催(2〜16名)の「気軽な合同開催型テーブルコース」の2つを用意。
寿司にぎり体験以外にも、本わさび味わい体験ができたり、オプション追加で日本酒ペアリング・職人の包丁技術ショーを楽しめたりと、日本の寿司文化にまつわるさまざまなプログラムが楽しめます。
プログラムを通して通訳ガイドが立ち会うため、言葉の壁もクリア。
個人旅行客でも利用しやすいのは大きな魅力です。
<店舗情報>
寿司にぎり体験 浅草道場 Asakusa sushi making studio by Tsukiji Tamasushi
住所:東京都台東区花川戸1-4-1 浅草EKIMISE 7F
営業時間:11:00〜18:30
店休日:浅草EKIMISEの休館日に準ずる
電話番号:03-3541-0001
Webサイト:https://www.tamasushi.co.jp/experience/
寿司にぎり体験は2010年から開始。人気に応えて専門店をオープン
2024年に100周年を迎える玉寿司では、「築地玉寿司 晴海通り店」にて2010年から一日一組限定の寿司にぎり体験を提供。
その後、インバウンドが好調になるなどしてニーズが高まり実施店を3店舗に増やすなどして対応していましたが、予約をすべて受けきれない状態が続いていました。
そこで今回、多くのインバウンド客のニーズに応えるために寿司にぎり体験専門店をオープンしています。
従来は通訳ガイドの同行を必須としていたためツアー客が中心でしたが、新店舗では店側が通訳ガイドを用意することで対応。
近年増えている個人旅行客にも選ばれやすいサービスを提供しています。
体験型観光の好事例として参考に
玉寿司の寿司にぎり体験専門店は、近年インバウンド客から人気の体験型観光の好事例として参考になると考えられます。
寿司という日本の代表的なカルチャーをテーマにしているのはもちろん、元寿司店という環境・現役寿司職人の指導といった本格的な条件のもとでリアルな体験ができるのは魅力的です。
さらには、店に通訳ガイドを置くことで言葉の壁をクリアしている点もポイント。
言葉が通じるというのは、訪日客の行き先選択において選びやすさを格段にあげているといえるでしょう。
体験型観光のコンテンツ開発は、特に地方において強く求められています。
ぜひ玉寿司の寿司にぎり体験専門店の事例を参考に、インバウンド客に選ばれるコンテンツを開発してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。