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食べログがインバウンド予約を本格始動。キャンセル料請求もできる

飲食店検索・予約サービス「食べログ」がインバウンド客向けの多言語版サービスの本格展開をスタートしました。

国内版とは違ってキャンセル料請求ができるなど、訪日外国人向けの特徴を備えたサービスです。

本記事では、食べログのインバウンド予約(食べログ多言語版)の概要と、国内版・多言語版の違いなどを紹介します。

食べログのインバウンド予約(食べログ多言語版)とは

食べログのインバウンド予約は「食べログ多言語版」とも呼ばれ、食べログの多言語版サイトからネット予約を受け付けられるサービスを指します。

基本的には国内向けページが自動翻訳された情報が掲載されており、2024年7月時点では、英語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字)・韓国語の4つに対応。

実際のページは、食べログの国内版ページ最下部の言語設定部分から確認できます。

国内予約との違いは?キャンセル料請求にも対応

国内版と多言語版は表示言語が異なるだけでなく、ユーザー側・飲食店側のそれぞれにさまざまな違いがあります。

 

まず、多言語版から予約をするユーザー側は、クレジットカードの登録が必須です。

また、予約すると1名ごとに税込440円のシステム利用料が必要な点も、国内版とは異なります。

多言語版からは席のみ・席種選択での予約はできず、できるのはコース予約のみ。

ネット予約時、国内版のようなログインは不要で、メール認証のみで予約できます。

 

飲食店側は、「食べログネット予約サービス」を契約したうえで、特記事項への同意と受付設定をすればインバウンド予約を利用できます。

飲食店側から見た国内版との大きな違いは、キャンセル料請求ができる点。

キャンセルポリシーを設定しておけば、ポリシーに抵触したユーザーに対してキャンセル料を請求できます。

席のみ・席種選択・個室料などが設定された席は、インバウンド予約の対象外であることには要注意。

インバウンド予約を有効活用するためには、コースメニューを用意する必要があります。

食べログのインバウンド予約(多言語版)では、専用のコース設定も可能。

インバウンド客の集客に力を入れたい場合は、外国人観光客向けのコースを作成して、食べログ インバウンド予約に掲載しましょう。

 

参考:インバウンド予約(食べログ多言語版)とは

 

インバウンド客向けコースの設定は簡単

インバウンド予約(食べログ多言語版)で受け付ける新規コースは、店舗管理画面の「コース一覧」から作成できます。

具体的には以下の手順でインバウンド客向けコースを新規作成可能です。

  1. 「コース一覧」の画面で、「コースを新規作成」を選択
  2. 「ネット予約受付先」で「食べログ多言語版(インバウンド)」をチェック
  3. 「この内容で更新する」を選択

 

手順2で「食べログ」のチェックを外すと、そのコースは食べログ国内版から予約できなくなります。

国内外両方から予約を受け付けたい場合は「食べログ」のチェックは外さずそのままに、インバウンド客専用コースにしたい場合は「食べログ」のチェックを外しておきましょう。

キャンセル料を請求したい場合は、キャンセルポリシーも併せて設定しておいてください。

 

食べログのインバウンド予約を活用して外国人観光客を集客しよう

食べログのインバウンド予約は、キャンセル料請求に対応しており、外国人観光客の無断キャンセル対策ができる点でメリットの大きいツールです。

食べログ国内版を利用していれば追加費用などは発生しないため、ぜひ外国人観光客の集客のために有効活用してみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

INBOUND PLUS 編集部

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