飲食業の皆さまに役立つ、
最新トレンド・ニュースを発信するサイト

インバウンド集客にも効果的!飲食店におけるSNS運用のコツ

多くの人が利用するSNSは、飲食店にとって重要な集客ツールとなりつつあります。

本記事では、飲食店におけるSNS運用のメリット・デメリットや、効果的な運用のためのコツなどについて紹介します。

今やSNSは飲食店選びの主要ツールに

従来、ユーザーが飲食店選びに使うツールはグルメサイトが主流でしたが、近年ではGoogleマップやSNSも主要ツールになってきています。

さらに、訪日客が行き先選びに使うツールとしても、SNSは広く活用されています。

したがって、SNSを使って自店の情報をしっかり発信できれば、より多くのユーザーが自店の存在を認識し、集客に繋がるでしょう。

 

☆飲食店がSNSを運用するメリット

飲食店がSNSを運用するメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

・費用をかけずに始めやすい

・来店していないユーザーとも関係性を構築できる

・予約フォームへ誘導して直接集客に繋げられる

 

Instagram・Facebook・X(旧Twitter)などの主要なSNSは、基本的に無料で始められます。

コストをかけずに自店をプロモーションできるのは、SNS運用の大きなメリットです。

 

また、SNSでは自店の情報を発信するだけでなく、コメント機能を利用してユーザーとコミュニケーションを取り、関係性を構築できます。

コメント機能は来店したユーザーだけでなく、来店前のユーザーも利用できるため、気軽な問い合わせ対応も可能です。

 

SNSから予約フォームへ直接誘導することもでき、直接集客できるのもうれしいポイントです。

魅力的な発信を続ければ、SNSから予約してくれるユーザーも増えてくるでしょう。

 

☆飲食店がSNSを運用するデメリット

・運用に手間がかかる

・炎上リスクがある

 

自店のプロモーションとしてSNSを運用する場合、定期的にユーザーにとって有用な情報を発信する必要があります。

何を発信するか決め、投稿を作成し、ユーザーとのやり取りをする一連の手順はある程度の手間がかかるため、効率的な運用計画が求められます。

 

また、連日問題となっているSNSの炎上リスクへの対応も必要不可欠です。

不適切な投稿で炎上してしまえば深刻な客離れや、最悪の場合、営業の継続が難しくなってしまうケースもあります。

飲食店におけるSNS運用のコツ

飲食店において効果的にSNSを運用するためのコツにはさまざまなものがありますが、基本的には以下の3点が重要です。

 

☆発信する目的とターゲットを明確にする

まず、「なぜSNS運用をするのか」「誰に向けてSNSで発信するのか」を明確にする必要があります。

目的として、認知度を上げたいのか集客したいのか、問い合わせ・予約フォームとして使いたいのかによって、適切な投稿内容が異なるためです。

認知度を上げたいのであれば、内装や料理などを魅力的に発信し、自店の強みやどんな体験ができるのかを伝える必要があります。

一方、問い合わせ・予約フォームとして使いたいなら、予約フォームへのリンクや空き状況などを定期的に発信するとよいでしょう。

また、海外に向けて発信したいなら、外国語対応も求められるでしょう。

「なんとなく」で発信を続けても効果は見込めないため、まずは目的とターゲットを明確にして、投稿内容に反映させてください。

 

☆効率的に運用する環境を整備する

デメリットで触れたようにSNS運用には手間がかかるため、誰が・いつ・どんな投稿をするのかといった環境を整備しておきましょう。

投稿以外に、SNSから問い合わせや予約があった場合に、どう対応するのかも明確化しておく必要があります。

既存の予約システムがある場合はSNSと連動させておくなど、最低限の手間で済むように工夫しましょう。

また、複数の従業員・端末で運用する場合は、不適切な投稿をしないようにルールを構築しておくことも大切です。

 

☆ユーザーの反応を分析して投稿に反映する

SNSの投稿は、閲覧したユーザー数やその属性などをあとで確認することができます。

反応がよかった投稿やそうでなかった投稿をチェックして、以降の投稿に反映させましょう。

なぜ反応がよかったのかを分析できれば、自店の強みや魅力を再確認することにもつながります。

上記のような手間をかけられない場合や、どんな投稿をすればいいのかわからない場合は、SNS運用代行業者を利用するのも1つの手です。

費用は発生しますが、投稿や分析などを代理で行ってくれるため、ノウハウや経験がなくてもSNSを運用できます。

SNSを効果的に運用しよう

飲食店におけるSNS運用は、集客やユーザーとの関係性構築の面で重要な方法になりつつあります。

目的やターゲットを明確にしたうえで、効果的にSNSを運用しましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

INBOUND PLUS 編集部

この執筆者の記事一覧