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「和民」が復活! 大手企業の注目ニュース3選

飲食業界は、日々進化を遂げ、大手企業は一層の注目を浴びています。香り高いコーヒーショップから、国際的なフランチャイズまで、業界内の大手企業は常に新たな変革に挑み、その動向に注目が集まっています。本記事では、注目すべき3つのニュースをピックアップしました。

 

株式会社ドミノ・ピザ・ジャパンは、10月10日に国内1000店舗目となる、江東古石場店がオープンしました。同店は、環境に配慮したサステナブル設計になっており、壁面に9枚の太陽光パネルを設置しました。壁面のガラスに遮熱断熱フィルムを施工し、省エネ効果を高め、内装にリサイクル・アップサイクル建材のみを使用するなどの工夫が凝らされています。また、2033年までに2000店舗の出店を目指す事も発表されました。飲食不況の中、出店数を加速させることができるかに注目が集まっています。

 

コロナ禍の外出制限などでたくさんの飲食店がやむを得ず暖簾をおろすこととなり、ワタミの看板ブランドであり続けた「和民」も例外ではありませんでした。しかし、10月5日に新ブランドである「和民のこだわりのれん街」をオープンしました。一見すると、オープンキッチンを備えた一つの店舗のようにも思えますが、7つの仮想飲食店が、1つのキッチンをシェアするような形となっています。コロナ禍において、複数の業態が1つの飲食スペースを共有するダブルブランド・トリプルブランドの店舗が増えたことが、このようなスタイルの理由となっています。ワタミというブランドだからこそ総合力を結集させできたスタイルと言えるでしょう。

 

居酒屋「金の蔵」を運営するSANKO MARKETING FOODSは、牛丼店「東京チカラめし」の新鎌ケ谷店を11月4日に閉店させ、関東から撤退する形となりました。一時130店舗以上を展開していましたが、現在は、大阪市の1 店舗のみとなりました。急拡大による人材不足や、品質管理ができないと言った問題に加えて、新型コロナウイルスの拡大も事業の撤退を加速させました。一方で海外進出は進んでおり、香港やバンコクに4店舗出店しています。今後は、東南アジアへの出店を計画しており、動向に注目が集まっています。

 

本記事では、大手企業の注目ニュースを取り上げました。不況から立て直した企業や、不況下でも好調が続く企業には、独自の対応策が取られていることがわかります。本記事で紹介した大手企業の他にもたくさんの企業でユニークな対応がなされているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

INBOUND PLUS 編集部

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