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Meta社が7月5日スタートした新サービス Threads(スレッズ)が5日で1億人突破

2023年7月6日、インスタグラムやFacebookを運営するMeta 社が「スレッズ(Threads)」という新しいSNSアプリがサービスを開始しました。Threads は Twitter と似た機能を持つことから、リリース後間もなくにもかかわらず、大きな注目を集めています。
その登録者数は7時間で1000万人、1日で3,000万人を超え、5日後の7月10日で1億人を超えたのことです。

次のグラフは各SNSサービスがユーザー数100万人を達成するのにかかった時間です。Facebookは310日、インスタが75日、ChatGPTが5日であるのに対してThreadsは1~2時間の間で達成しています。(2時間で200万人達成という公表あり)。これを見てもいかに今回の新サービス「Threads」が世界中から注目を集めているかが分かります。

Threadsは無料で短文の投稿や共有ができるサービスです。英語の「スレッド」(直訳は糸)の複数形が名称の由来となっています。メタの画像・動画共有アプリのインスタグラムのアカウントを使って登録する仕組みで、プロフィルの説明文やフォロワーなど細かい設定を引き継げます。英語や日本語など30言語で利用でき、Twitterと同様に文字や写真の投稿を上から下にスクロールして見る基本構造です。

Twitterの無料アカウントが最大140文字まで投稿できるのに対して、Threadsは3.6倍の500文字まで可能です。投稿後の削除はできるものの、内容は書き換えられません。
現時点でのスレッズの基本機能は以下の6点です。
①500文字までのテキスト投稿
②画像は10枚まで投稿可能
③投稿できる動画の長さは5分まで
④Instagram や Twitter とのシェア機能
⑤「いいね」機能
⑥再投稿、引用投稿機能

広告表示は現時点では見当たりません。これはFacebookがサービスが浸透するまで広告を入れなかったことと似ている流れです。
ツイッターが広告を展開しているのに対してスレッズは広告がない分見やすいというメリットと、インスタとアカウント連携しているので、ツイッターと切り替えていたユーザーがツイッターからスレッズのみに利用がシフトするとSNSマーケットは大きく変動します。
実際に、アメリカの調査会社によるとスレッズの開始から最初の2日間ではTwitterへのアクセス数を表す数値が前の週の同じ曜日の2日間よりも5%減少し、前年の同時期と比べると11%減ったということです。

飲食店の情報発信をする場としても可能性を秘めていますので、まずはユーザー登録をして、どのような利便性があるのかをご自身で体感されることが最初の第一歩かと思われます。

是非まずはアカウントを開設し、投稿をしてみることで自店のビジネスでの使い道を模索いただければと思います。

INBOUND PLUS 編集部

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