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キラッと光る企業の取り組み3選!!従業員のモチベーションアップ制度編(2023年上半期)

従業員のモチベーションアップ制度編(2023年上半期)

飲食業界では労働力不足が深刻化しており、人材確保のために企業が労働環境を見直す動きが増えています。社員のモチベーションや達成感を高め、自社への愛着を育む制度を導入することは、企業の成長や発展にとって不可欠な要素と言えるのではないでしょうか。

当記事では、上半期に取材させていただいた30社の中から個性的な制度や取り組みを行う企業様の事例3選を紹介します。


株式会社NATTYSWANKYホールディングス

「ダンダダンAWARD」(成果発表会)や「最強店舗営餃」 (オールスター選抜スタッフによる期間限定営業)を通して“なりたい自分”を目標に掲げ、働く意欲の向上を図る。

居酒屋「肉汁餃子のダンダダン」で知られる株式会社NATTY SWANKYホールディングス2018年に「ホワイト企業大賞」の人が輝く経営賞を受賞。さらに、2018年から2021年までの4年連続「働きがいのある会社ランキング」でベストカンパニーに選出されています。
この背景には、明るく活気ある社風づくりとして様々な取り組みを行っていることが挙げられます。年に一度開催している「ダンダダンAWARD」(成果発表会)と「最強店舗営餃」(オールスター選抜スタッフによる期間限定営業)は代表的な社内イベントです。その他にも課題図書を読み、感想文を提出することで書籍代が支給される「読書手当制度」や社内の部活動費用の補助があります。

詳細記事 https://inboundplus.jp/feature/97607/


株式会社 JBイレブン

9.3%という低離職率の背景には、従業員同士が感謝を伝える「サンクスカード制度」、理念浸透を促進する「フィロソフィ大賞制度」、一人ひとりが経営者という意識を醸成する「改善提案制度」などで、何事も自分ごとと捉え、積極的に会社に貢献できる環境を整備。

ラーメン専門店「一刻魁堂」のブランドで全国展開をしている株式会社JBイレブンは従業員同士が感謝を伝え合う「サンクスカード制度」を取り入れコミュニケーションを活性化させています。また、経営の神様と称される稲盛和夫氏の教えを基にした「フィロソフィ大賞制度」を設けています。これは人生や経営において大切なことがまとめられた「こころの手帳」の内容に沿って社員が実践したことを文書で報告するものです。毎月最高賞の「大賞」に選ばれると1万円の賞金、年間の最高賞である「年間大賞」に選ばれると、グループ連結の経常利益水準に応じて20〜110万円が贈られます。その他に、全従業員からの意見や提案を募集し、優れた提案が審議されたのちに実施される改善提案制度」があります。

詳細記事 https://inboundplus.jp/feature/97471/


株式会社串カツ田中ホールディングス

お客様と従業員の双方に向けられた  2023年の営業スローガン「More fun More fan(もっと楽しく もっとファンに)」を基に「KTリーグ」(人事制度)を発足し、出店地域に密着したインセンティブ制度を導入

居酒屋「串カツ田中」で知られる株式会社串カツ田中ホールディングスコロナによって低迷した従業員の士気を再び奮起させるべく発案された「KTリーグ」を6月よりスタートさせました。これは直営店約150店舗をエリアごとに3つのリーグに分け、ポイントを競い合い、半年ごとに上位リーグへの昇格・もしくは下位リーグへの降格となる制度です。ポイント基準は売上だけでなく、お客様の満足度(アンケートや覆面調査)がランキングに反映します。さらに、ボーナスポイントとして従業員がどれだけリファラルを行ったかも評価対象となります。地域密着型の営業を促進するため、地元の企業や商店とのスポンサーシップを結んでいきます。(例えば、スポンサー企業の名前を店舗の制服や前掛けに入れて勤務。スポンサーから月で約1万6千円〜5万円の支援をもらい、その一部が従業員に還元されます。)スポンサーを増やすことができれば従業員の所得向上になり、働きがいへと繋がります。
地元地域の企業と連携をとることで地域の活性化を高められる制度です。その他、社内のSNSを活用して従業員同士が褒め合う取り組みの「HOMEトーク」も行っています。

詳細記事 https://inboundplus.jp/feature/97654/


調査時期:2023年3月1日~2023年6月30日:調査対象:取材企業 30社

 

今回は2023年上半期にインタビューさせていただいた企業の中から特に象徴的な取り組みをされている3社を再度ご紹介させていただきました。選出した企業の個性的な取り組み事例を参考に、自社に最適な制度を設けてみてはいかがでしょうか。

INBOUND PLUS 編集部

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