サイゼリアの松谷秀治社長は2023年4月12日の決算記者会見にて「値上げはしない」と述べ、当面は価格を変えない方針を示しました。
同社の業績は、第2四半期の売上は前期比121%、営業利益は前年同期4,600万円の赤字から9億円の黒字へ転換し、この6カ月で店舗は4店舗減少したにも関わらず好調な業績を達成されています。
2023年3月に厚生労働省より発表された実質賃金は前年同月比-4.1%となっており、これが意味することは、賃金の上昇が物価の上昇に追いついておらず、家計を圧迫する状況にあるということです。
このような状況下でサイゼリアの方針は外食を楽しみたい人たちにとって高い支持を得る可能性があり、今後の動向に大変注目が集まります。