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韓国人観光客の飲食店選びの傾向。喜ばれるサービスや注意点は?

2023年12月の韓国人観光客数は782,700人(2019年同月比315.7%)に上り、非常に多くの韓国人が日本での観光を楽しんでいます。

本記事では、韓国人観光客が日本で飲食店を選ぶときの傾向や、喜ばれるサービス・注意すべき対応などについて紹介します。

韓国人観光客の飲食店選びの傾向

インバウンド向け飲食店予約サービス「SAVOR JAPAN/株式会社USEN Media(USEN-NEXT GROUP)」の発表によると、予約数から見る韓国人観光客に人気の飲食店ジャンルは「和食」「寿司」「うなぎ」の順。

次いで「焼肉」も本場韓国の観光客から支持されています。

とはいえ他の国からの観光客の傾向と比較すると、韓国人に人気の飲食店ジャンルはばらけており、その様子は日本観光に慣れている韓国人ならでは。

どんなジャンルの飲食店であっても、魅力をアピールできれば韓国人観光客から選ばれる可能性があると考えられます。

韓国人観光客に喜ばれるサービス

韓国人観光客の飲食の傾向として、お酒を飲みながらの食事を好む点が挙げられます。

韓国人にはお酒に強い人が多く、焼酎などはストレートで飲む人も。

また、2023年春から夏にかけてハイボールブームが起きていたこともあり、さまざまなウイスキーを使ったハイボールを用意しておけば喜ばれる可能性があります。

食べ物の面では、健康志向が高い点に要注目。

ヘルシーさを打ち出した料理や、健康によい食材を使った料理があれば、支持される可能性があります。

韓国語で「なぜその食材がヘルシーなのか」「どんなところで健康によいのか」を説明できれば、韓国人観光客に支持されるでしょう。

韓国人観光客に必要な事前説明や注意点

韓国人観光客へのサービスの注意点としては、「お通し文化の説明」が必要である点が挙げられます。

韓国では副菜が自由におかわりできる文化があるため、お通しが無料で食べ放題であると誤認される可能性がある点には注意が必要です。

お通しには料金が発生することや、自由におかわりできるわけではないことは、事前に説明しておいたほうがよいでしょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

INBOUND PLUS 編集部

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