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Z世代はInstagramで店を選ぶ!飲食店に求められるSNS活用術

飲食店選びにおける情報収集の方法が、Z世代を中心に大きく変化しています。従来のグルメサイトや検索に代わり、SNSが来店の意思決定に大きな影響を与えているのです。
本記事では、StoreProが実施した調査レポートから、Z世代の飲食店選びにおけるSNSの影響力と活用実態について紹介します。

Z世代の飲食店選びは、もうグルメサイトではない!?

StoreProの調査によると、飲食店を探す際に最も利用されるSNS・媒体は、52.2%で「Instagram」が最多でした。次いで「TikTok」が15.3%となり、短尺動画が台頭していることがわかります。これに対し、従来の「グルメサイト」は9.8%にとどまり、視覚的・体験的な情報を重視するZ世代の特性が浮き彫りになりました。

また、Z世代が飲食店を探すタイミングは、「週末や休日の予定を立てるとき」が51.5%と最も多く、余暇のプランニングと飲食店探しが密接に結びついていることがわかります。気になった情報は、45.6%が「Instagramのコレクション」に保存しており、SNS内での情報収集から保存、そして来店という一連の流れが定着しているようです。

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“リアル”を求めてSNSへ!グルメサイトは「雰囲気が伝わりにくい」

Z世代が従来のグルメサイトを使わなくなった理由として、「雰囲気が伝わりづらい(18.0%)」や「動画やSNSの方がリアルに感じる(16.8%)」といった点が挙げられました。これは、文字や静止画中心の情報では、お店の雰囲気を十分に伝えられないという機能的な限界を示唆しています。

一方で、SNSを参考にする理由としては、「お店の雰囲気や店内の様子が伝わるから(45.7%)」や「料理の見た目や量がわかりやすいから(44.7%)」が上位に挙がっており、Z世代が飲食店に求める“リアル”な情報が、SNSによって視覚的・体験的に満たされていることがわかります。
また、公式SNSとインフルエンサーのSNS、どちらも「おすすめメニューの紹介」が最も参考にされる理由となっており、具体的な情報が重視されているようです。

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SNSは“来店動機”として機能する!動画がもたらす高い影響力

今回の調査では、SNS投稿がZ世代の来店行動に直接的な影響を与えていることも明らかになりました。約7割が「SNSでシェアされた動画がきっかけで飲食店を訪れた経験がある」と回答しており、SNSが単なる情報収集ツールではなく、“来店動機”として機能していることが浮き彫りになりました。

また、飲食店を訪れた経験のある人の約6割が、その体験を友人や知人に動画でシェアしたことがあると回答しています。これは、SNSの動画が持つ高い拡散力と、実際に足を運んだ感動を共有したいというZ世代の心理が作用していると考えられます。飲食店側は、この「SNSでの拡散」を前提とした情報発信が、今後の集客において極めて重要であると言えるでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

出典:StorePro
https://store.cloudil.jp/news008

INBOUND PLUS 編集部

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