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食べログが予約情報をChatGPTに連携 予約可能なお店が簡単検索

株式会社カカクコム(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:畑 彰之介)は、レストラン検索・予約サイト「食べログ(https://tabelog.com/)」の新たな取り組みとして2023年5月6日(土)、OpenAI社の対話型AI「ChatGPT」向け機能拡張ツール(ChatGPTプラグイン)の提供を開始しました。今回の食べログとChatGPTの連携によって食べログでネット予約が可能な店舗の空席情報を、指定した条件に合わせて簡単に検索できるようになりました。

本プラグインを有効にしたユーザーは、ChatGPTに対して希望のエリアや料理ジャンル、予約したい日時や人数を指定することで、食べログに掲載される豊富な飲食店の中から、希望に合った、ネット予約の空席がある店舗を直感的に探せるようになります。また、ChatGPTの検索結果から食べログに移動してネット予約を完了できます。

ChatGPTの爆発的な普及により、人の仕事がAIに代替されてしまうのではないかと懸念の声が多数挙がっています。しかし、それはDX時代と言われ出したときから始まっており、デジタルで代替できてしまうことはデジタルに任せ、その分で空いた時間を人が、デジタルではできない領域に集中するということが基本的な流れです。デジタルに取って代わられるのでもデジタルに使われるわけでもなく、人が各ツールの機能を理解しどう使うかを考えることが”人”に求められることです。飲食業においても店舗の書類作成や、本社スタッフの市場調査業務、商品開発のヒントを得るなど、活用方法は幅広く考えられます。それにはまず苦手意識をなくし、1ユーザーとして日々ChatGPTを使ってみることです。そこから自分たちのお店で活用するときにヒントやアイデアが生まれるはずです。

【ChatGPTとは】
※ChatGPT は、AI 研究組織である OpenAI によって開発された人工知能言語モデルです。100万人のユーザーに至るまでに要した日数はFacebookが310日であったのに対してChatGPTが5日で達成したことでも話題となりました。 GPT は「Generative Pre-trained Transformer」の略です。ChatGPT を使用すると、カジュアルな会話から複雑な技術的な質問まで、幅広いトピックを理解し、応答を生成できます。2020 年 6 月に OpenAI は マイクロソフト との提携を発表し今後マイクロソフトは1兆円規模の投資を行う予定。OpenAI社は、ChatGPTによる検索結果として外部サービスから取得した最新の情報を表示するなど、さらに幅広いアクションを実現するための機能拡張ツール(ChatGPTプラグイン)を2023年3月23日から公開しています。

INBOUND PLUS 編集部

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