厳しい残暑が続くなか、2024年の紅葉の見頃予想が発表されはじめました。
訪日客からも人気の紅葉シーズンに向け、インバウンド向けの紅葉ツアーも続々と発表されています。
本記事では、全国の紅葉見頃予想や発表されている紅葉ツアーなどについて紹介します。
見頃は平年並みかやや遅いとの予想
9月25日時点で発表されている紅葉見頃予想を見ると、平年並みか平年よりやや遅いと予想しているものが大半です。
各地方の紅葉見頃時期は、概ね以下のように予想されています。
- 北海道地方:9月中旬〜10月下旬
- 東北地方:9月下旬〜11月下旬
- 関東地方:10月上旬~12月上旬
- 中部地方:9月下旬~12月上旬
- 近畿地方:10月中旬~12月上旬
- 中国地方:10月中旬~11月下旬
- 四国地方:10月上旬~11月下旬
- 九州地方:10月下旬~12月上旬
北海道・東北・中部の一部地域ではすでに紅葉が見頃に。
その他の地域でも、10月中には紅葉シーズンが始まるとの予想です。
ただし、上記の予想は9月上旬に発表されたものが多く、残暑が続いた9月の気温の影響で、予測結果がやや変わる可能性があります。
紅葉見頃予想は10月にも発表されるので、必要に応じて変更がないか確認しておきましょう。
紅葉シーズンのインバウンド向けツアーも続々登場
紅葉シーズンの訪日客に向けたツアーも続々発表されています。
例えば、WILLER ACROSS社は、人気紅葉スポットを巡るインバウンド向けツアー「Wander Japan “1-Day Autumn Leaves Tour”」を開催。
いくつかのプランが用意されており、日光や名古屋城、京都など人気の紅葉スポットを巡ります。
本ツアーは、移動にチャーターバスを使うことで、公共交通機関では周りづらいコースをつなげるうえ、オーバーツーリズムにも対応。
英語を話せるツアーコーディネーターが同行するため、言葉の壁を感じることもありません。
紅葉スポット以外に人気の観光施設などにも立ち寄り、効率的にその地域ならではの体験ができると謳っています。
他には、一般社団法人ツーリズムとよたが「豊田・香嵐渓紅葉ライトアップ&小原四季桜日帰りバスツアー」を販売中。
香嵐渓の紅葉と小原の四季桜を一度に楽しめるバスツアーで、11月中旬〜下旬にかけて開催されます。
こちらも英語を話せる添乗員が同行するため、言語の問題はありません。
日暮れ前の明るい時間帯から夜のライトアップまで、ゆっくりと紅葉・四季桜を楽しめるのが魅力です。
例年10月〜12月は訪日客数が増加傾向
例年の傾向を見ても、8月〜9月でやや落ちる訪日客数は、10月〜12月で再び増加しています。
インバウンドが好調な今年も同じように、多くのインバウンド客が日本の紅葉シーズンを楽しみにやってくるでしょう。
紅葉シーズンは、地方におけるインバウンド集客のチャンスの時期ともいえます。
ぜひ魅力的なコンテンツを開発・プロモーションして、集客につなげてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。