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インバウンド受入環境整備高度化事業の二次公募がスタート。第一回締切は9月24日

観光庁がインバウンド受入環境整備高度化事業の二次公募をスタートしました。

訪日客の周遊促進や消費拡大、地方誘致のための観光整備の取り組みは支援を受けられます。

本記事では、公募の概要について紹介します。

インバウンド受入環境整備高度化事業の補助対象

インバウンド受入環境整備高度化事業とは、「訪日外国人旅行者の周遊の促進・消費の拡大を図るため、ICT等を活用した観光地の受入環境整備を支援する」という事業のこと。

訪日外国人旅行者の来訪に向けて、受入環境整備の必要性が認められる地域」が対象です。

補助率は、両的整備事業の場合は補助対象経費の2分の1以内、拠点機能強化事業の場合は補助対象経費の3分の1以内に設定されています。

 

補助対象事業は、以下の表に示すとおりです。

多言語化対応やユニバーサル対応によって誰でも利用しやすくする事業のほか、ワーケーションなどの新たなニーズへの対応事業も補助対象です。

 

東京などで深刻化しているゴミのポイ捨て問題への対策として注目されているICTを活用したゴミ箱の整備も補助対象。

「スマートゴミ箱」とも呼ばれるこの技術は、ゴミを圧縮して溢れないようにしたり、回収タイミングを通知したりして、ゴミ箱の運用効率を向上できるとして導入が進められています。

 

そのほかには、訪日客のニーズも高いナイトタイムエコノミーの環境整備でも補助を受けられます。

 

公募期間とその後の流れ

現在行われている二次公募の締め切りやその後の流れは以下のとおりです。

 

①第1回

・「受入環境整備高度化計画」等の提出締切り:9月24日(火)

・計画認定及び内示:10月中旬を目処に通知

・交付申請書の提出:10月下旬を目処に通知

・交付決定:10月下旬を目処に通知

 

①第2回

・「受入環境整備高度化計画」等の提出締切り:10月30日(水)

・計画認定及び内示:11月下旬を目処に通知

・交付申請書の提出:11月下旬を目処に通知

・交付決定:12月上旬を目処に通知

 

事業の実施は交付決定から2025年3月まで。

事業が完了したら、完了実施報告を事業完了から1か月以内または2025年4月10日のいずれか早い方までに行い、補助金額の決定・精算に進みます。

 

具体的な公募内容や条件、申請手順などは観光庁の公式HPでチェックしてください。

「受入環境整備高度化計画」の書式も観光庁の公式HPでダウンロードできます。

 

なお、予算がなくなり次第、申請の受付が終了します。

補助を受ける予定の方は、早めに申請した方がよいでしょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

INBOUND PLUS 編集部

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