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第8回「ジャパン・ツーリズム・アワード2024」第一次審査を37件の取り組みが通過

ツーリズムEXPOジャパンが主催する第8回「ジャパン・ツーリズム・アワード2024」の第一次審査が行われ、応募された119件のうち37件の取り組みが審査を通過しました。

本記事では、第一次審査を通過した取り組みについて紹介します。

「ジャパン・ツーリズム・アワード」とは

ジャパン・ツーリズム・アワード」とは、ツーリズムに関する企業や団体、個人の優れた取り組み事例を表彰し、世の中に広く共有することでツーリズムの発展に貢献することを目的とした賞のこと。

応募条件や過去に受賞した取り組みについては、以下の記事で紹介しています。

▶️第8回「ジャパン・ツーリズム・アワード」の募集開始。魅力的な観光の取り組みを表彰

 

第一次審査を通過した37件の取り組み一覧

第8回となる「ジャパン・ツーリズム・アワード2024」では、国内・訪日領域が31件、海外領域が6件の合計37件が第一次審査を通過しました。

第一次審査を通過した取り組みは以下の表のとおりです。

★国内・訪日領域

★海外領域

上記の取り組みから、インバウンドに関連するものを抜粋して紹介します。

 

訪日外国人向け観光ナビゲーションサービス「Japan Travel by NAVITIME」(インバウンド)|ナビタイムジャパン

ナビタイムジャパンの訪日外国人向け観光ナビゲーションサービス「Japan Travel by NAVITIME」は、ルート検索やナビゲーション、スポット検索やホテル・アクティビティの予約など、さまざまな機能を備えています。

2024年7月には「スポットランキング」機能も実装され、都道府県・地方ごとに上位のスポットをランキング形式で確認可能。

ルート検索機能などとも組み合わせながら、位置関係を考慮した旅程計画の作成をサポートしています。

ユーザーが旅程を投稿できる機能も備えており、利用者のリアルな口コミ・レビューを見ながら訪問先を選べるのも魅力で、2024年4月時点で170万人のユーザーを獲得しました。

先日JR東日本も生成AIを活用した訪日旅行計画の支援サービスの実証実験を開始しており、さまざまな訪日外国人向けのサービスが登場しています。

▶️JR東日本が生成AIを活用した「訪日外国人向け旅行計画支援サービス」の実証実験をスタート

 

もっと地方へ! 販売初日から完売 KOLとコラボする台湾富裕層向け非観光地ツアー|ツナガル

旅行事業や体験プログラム、オンラインツアーなどを手掛けるツナガルは、台湾富裕層向け非観光地ツアーで第一次審査を通過。

ツナガルでは、過去にも訪日旅行客のうち消費額が大きい台湾富裕層をターゲットにしたツアーを開催しています。

例えば「台湾富裕層×道東高付加価値ガストロノミーツアーで地域経済に貢献~地方のミシュラン店&穴場のグルメを周遊~」では、2024年2月28日〜3月3日の5日間、網走・北見・知床・根室・厚岸・釧路のグルメと自然を満喫するグループツアーを開催。

15名が参加し、グルメ・自然・ショッピングを楽しみました。

今回はKOL(Key Opinion Leader:専門性の高いインフルエンサー)とコラボした非観光地をめぐるツアーを開催し、地方観光を活性化するのが狙いです。

今後も台湾富裕層のインサイトや顧客網を活用して、地方を訪れるツアーを企画していく方針を示しています。

協業を希望する地方自治体や観光事業者の方は、ぜひ問い合わせてみてください。

 

最終選考結果発表は8月下旬の予定

「ジャパン・ツーリズム・アワード2024」の最終選考は8月上旬に実施され、結果は8月下旬に発表される予定です。

どんな取り組みが評価され、各賞を手にするのか注目してみましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

INBOUND PLUS 編集部

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