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訪日韓国人が旅マエの情報収集で参考にするものは?

訪日外国人観光客の中で最も多い訪日韓国人。

2024年3月にも国別でトップの663,100人が日本を訪れており、インバウンド市場を支えています。

本記事では、訪日韓国人が日本旅行計画中の旅マエにどうやって情報収集しているのかを紹介します。

訪日韓国人の情報収集は個人ブログやSNSによるものが多い

訪日韓国人が旅マエの情報収集で使うのは、個人ブログやSNSが多いといわれています。

個人ブログは韓国での利用率がGoogleを上回る「NAVER」と呼ばれる検索エンジンからアクセスされるものが主で、日本旅行を具体的に計画しているユーザーやリピーターが多く閲覧しています。

一方、YouTubeやFacebookなどのSNSは、購買意欲の高さに関わらず多くのユーザーが情報に触れられます。

したがって、旅マエの訪日韓国人に情報を発信する場合、直接送客に繋げたいプロモーションはNAVERの個人ブログを、広く商品やサービスの認知度を上げたいプロモーションにはSNSを使うなど、適切な使い分けが大切なポイントです。

訪日韓国人がよく利用するNAVERの個人ブログとは

NAVERはGoogleやYahoo!のような検索エンジンの1つで、韓国には多くのユーザーがいます。

NAVERは構造が独特で、検索したキーワードに対して自社が保有するコンテンツが上位に表示されるのが特徴です。

この構造によりGoogleで検索した場合に上位表示される店舗や観光スポットの公式ページよりも、NAVERが保有する個人ブログが上位に表示されるため、それらの個人ブログが情報収集に多く利用されています。

また、NAVERには日本の掲示板のような役割を持つ「カフェ」というものがあり、効率的に情報にアクセスできるようになっています。

NAVER上には、旅行・音楽・スポーツといったジャンル別のカフェが無数に存在しており、日本旅行のカフェには日本旅行愛好家のユーザーが多く参加しています。

JNTO(日本政府観光局)もいくつかのカフェとコラボレーションしたプロモーションを実施していることからも、訪日韓国人の集客において重要な鍵だといえるでしょう。

訪日韓国人客に宣伝するには個人ブログで紹介してもらうのもあり

訪日韓国人は個人ブログを参考に日本旅行を計画しているため、プロモーションには利用してくれたユーザーに個人ブログで紹介もらう方法が有効です。

口コミやレビューを促進するような案内や、魅力的・印象的なサービスを心がけるとよいでしょう。

また、JNTOのように関連するカフェとコラボレーションする方法も有効です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

INBOUND PLUS 編集部

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