アジアのレストラン格付け「アジアのベストレストラン50」の受賞式が開催され、1位と2位を日本が独占する快挙を達成しました。

本記事では、「アジアのベストレストラン50」の概要と、今回ランクインしたレストランを紹介します。

アジアのベストレストラン50とは

「アジアのベストレストラン50」とは、アジアのレストランを世界中に広めるために2013年にスタートしたレストラン格付けのこと。

毎年2〜3月に開催される受賞セレモニーには世界中の美食家たちが出席することもあり、受賞する意義のある賞だといえます。

ランキングは、「アジアのベスト50レストランアカデミー」のメンバー300名以上の投票により決定。

メンバーはシェフや料理評論家が中心となっており、メンバーが居住する国・地域以外のレストランを一定数以上選ぶルールがあるなど、票が偏らないように工夫されている点も特徴です。

2024年は1位「Sézanne（セザン）」、2位「Florilège （フロリレージュ）」と日本勢が独占

2024年「アジアのベストレストラン50」の受賞セレモニーが、3月26日韓国・ソウルで開催されました。

1位は「Sézanne（セザン）」。

フォーシーズンズホテル丸の内 東京の7階にあるフレンチレストランで、昨年2位からついにNo.1となりました。

ミシュランガイドでも二つ星を獲得している名店です。

2位は同じくフレンチを提供する「Florilège （フロリレージュ）」。

昨年の7位から一気に順位を上げ、Sézanneとともに1位・2位を独占しました。

ミシュランガイドでも二つ星を獲得しています。

ほかにも7店がランクイン

上位2軒以外には、以下のレストランが50位以内にランクインしています。

8位：傳（東京、日本料理）｜昨年4位、ミシュランガイド二つ星
9位：La Cime（大阪、フレンチ）｜昨年8位、ミシュランガイド二つ星
14位：Narisawa（東京、イノベーティブ）｜昨年10位、ミシュランガイド二つ星
35位：Villa Aida（和歌山、イタリアン）｜昨年14位
39位：茶禅華（東京、中国料理）｜昨年12位、ミシュランガイド三つ星
45位：Goh（福岡、フレンチ）｜ー

10位以内に入っているレストランの国別の数は、日本が4軒、タイが3軒、香港が2軒、シンガポールが1軒。

日本のレストランが世界中から注目されていることがわかる結果となりました。

お客さんに感動を与えられるサービスを

「アジアのベストレストラン50」は、料理の味や独創性はもちろんのこと、「外国から遥々訪れたお客さんが、味・サービスに感動できるか」を軸に評価されています。

自店の料理やサービスを振り返り、改善改良を進めながら、アジアのトップ50のレストランを目指してみてください。

また、今回ランクインした店は東京だけでなく、大阪・和歌山・福岡にあるので、ぜひ機会があれば訪れてみるとよいでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。