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面白い体験を付加価値に!台湾シャンプーから学ぶサービスの工夫

集客のためのサービスの工夫は世界中のあらゆる分野・業種で行われており、台湾シャンプーもその1つ。

今回は、お客さんを惹きつける面白いサービスとして台湾シャンプーを例に、付加価値になりうる新たなサービスの工夫や開発のヒントを紹介します。

髪を切る+αの価値。台湾シャンプーとは

台湾の美容院で人気を集めている「台湾シャンプー」。

台湾シャンプーとは、椅子に座ったままシャンプーをして、避雷針のように髪を真上に立てたり、泡で装飾をしたりするサービスを指します。

台湾シャンプーの登場によって、台湾の美容院は「単に髪を切りに行く場所」ではなく、友人と遊びにいったり、観光として面白い体験をしに行ったりする場所に変化しています。

台湾の美容院はもともと髪・眉毛・爪のカットや、肩・首・手のマッサージなど施術の範囲が広く、いろいろなサービスがセットになっているのが特徴です。

サービス個別に料金が設定されているわけではないため、比較的リーズナブルに利用できます。

台湾シャンプーは、マッサージ・シャンプー・ブロー・ヘアセットなどのトータルサービスを受けながら面白い体験ができると話題です。

<台湾シャンプーが体験できる店舗情報>
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​​H Gallery Aveda Salon

飲食店のサービスに活かせるポイント

台湾シャンプーが人気を集めている理由としては、「SNSとの相性がよい」「確かなクオリティのサービスを受けながら面白い体験ができる」などがあると考えられます。

飲食店でも目を引くサービスは数多く登場しており、SNS上でも調理パフォーマンスやユニークな盛り付け、特徴的な接客サービスなどが話題になった例はたくさんあります。

しかしながら、飲食店での上記のサービスの課題は、提供にかかる手間やコストが挙げられるでしょう。

台湾シャンプーが台湾の多くの美容院に広がり、文化のようになっているのは、提供にかかる手間やコストの影響が小さいのが要因の1つだと考えられます。

「シャンプー中に髪を立てる・泡で装飾する」というユニークながら簡単なサービスであったからこそ、多くの店舗が採用できたのでしょう。

飲食店においても、通常のサービスを提供する動線の中で簡単な一手を加え、他店にはない面白い体験をさせられるものを開発できれば、手間やコストをかけずに安定的にサービスを提供できます。

仮に模倣されたとしても損失は少なく、台湾シャンプーのように同業種に広がれば業界を盛り上げる鍵になる可能性もあるでしょう。

ポイントをまとめると、以下のとおりです。

  • SNSに投稿してもらいやすい
  • 手間とコストをかけず普段の動線上で簡単に提供できる

インバウンド客をターゲットにするのであれば、日本の文化や習慣に基づいたエッセンスを意識してみるのもよさそうです。

ぜひ自店ならではのユニークなサービスを考案してみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

INBOUND PLUS 編集部

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