2008年に「ふるさと納税制度」が開始して2023年で15年が経ちました。スタートした頃は、利用者は3万人程度でしたが、22年度の利用者は891万人となり、寄付総額は、9,654億円と年々拡大を続けています。
ふるさと納税とは、自分の選んだ自治体に寄附(ふるさと納税)を行った場合に、寄附額のうち2,000円を越える部分について、所得税と住民税から原則として全額が控除される制度です。
総務相(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/about.html)
つまり、ふるさと納税をしない場合、単に自分の住んでいる地域に納税するだけです。しかし、ふるさと納税をした場合、例えば50,000円のふるさと納税をすると、翌年の住民税や所得税から、48,000円が減額され、かつ50,000円の30%に当たる15,000円相当の返礼品をいただけるという仕組みです。
さらに簡単に言うと、来年支払うべき住民税などを先に支払い、返礼品をいただける制度です。
本記事では、名産品を食べることができる、お食事券を返礼品としている飲食店を3店ご紹介います。
秋田県 秋田市
いろり家(https://marutomisuisan.jpn.com/irori/)
いろり家は、秋田の郷土料理、名物、日本酒、地酒、比内地鶏が食べられます。昭和初期から残る川反の長屋の中央には大きな囲炉裏があり、昔懐かしい気分で郷土料理を食べることができます。
10,000円〜30,000円のふるさと納税があり、納税金額に応じたお食事券を返礼品としていただけます。
愛知県 半田市
居酒屋じん家(https://www.jinke.jp)
愛知県半田市に店舗を構える居酒屋じん家は、半田のたまり醤油を使った手羽先が絶品と評判です。また、知多半島の豊かな自然の中で育てられた知多豚を使った「知多ホルモンのどて煮」お酒のおつまみにぴったりです。
10,000円のふるさと納税で、3,000円分のお食事券が返礼品としていただけます。
広島県 三原市
下町の居酒屋 六文銭(https://rokumonsen-mihara.jimdofree.com)
六文銭では、三原の特産品の三原やっさタコの料理や、みはら新明鶏の料理、醉心などの地酒を多く取り揃えています。
12,000円のふるさと納税で、3,000分のお食事券を返礼品としていただけます。
住民税を収めているすべての人がふるさと納税を行なった場合の総額は、2兆6,000億円以上あると言われています。本記事では、飲食店をご紹介しました。ご当地ならではの特産品など様々な返礼品があります。自分の故郷や、ゆかりのある地域を支援するためにふるさと納税をご活用してみてはいかがでしょうか。