7月19日、ヤフーの飲食店予約サービス「PayPayグルメ」がChatGPTプラグインの提供を始めたことを発表しました。これによってChatGPTと会話しながら飲食店を探すことが可能になります。
ChatGPTプラグインはChatGPT機能を強化するための拡張ツールです。例えばPDFファイルを要約することに特化した「Ask Your PDF」やSEOマーケティングに特化した「Sembot」などがあります。
今回新たに追加された「PayPayグルメ」のプラグインでは、飲食ジャンル、日時、場所などの条件を書くと、実際にPayPayグルメ上での情報をもとにした飲食店情報が提示されます。具体的には「京都駅から徒歩5分以内で8月3日19時から予約可能な焼肉屋さんを探してください」などの要望を書くことによっていくつかの飲食店候補を考えてくれます。
但しChatGPT上で予約することはできず、条件に合った飲食店を提示する機能のみとなっています。実際に飲食店を予約するためにはPayPayグルメのサイト上(https://paypaygourmet.yahoo.co.jp/) で行う必要があります。
最後に「PayPayグルメ」使い方を説明します。ChatGPTでのプラグインを使うためには月額20ドルの有料プランに入る必要があります。まずログインし、左下の「upgrade to plus」という欄をクリックすると「Your plan」が表示されるので、「upgrade plan」を押し、カード情報を登録することで有料プランに加入完了です。
そして設定画面から「Pluginsを有効にする」をチェックし、プラグインストアで「PayPayグルメ」をインストールすることで利用可能になります。
「PayPayグルメ」のプラグインを活用することによって、飲食店探しにかける時間をかなり短縮することができるでしょう。一方で、PayPayグルメに登録していない飲食店は不利になってしまうかもしれません。今後、会話形式で飲食店を探すことが主流になってくるのでしょうか?そうなると飲食店はChatGPTで出力されやすくするための戦略を立てなければいけません。先行者利益を得るためにも飲食店×AIの情報には目が離せません。
最後までお読みいただきありがとうございました。