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北九州の新鮮な魚を握る!「寿司作り体験ツアー」が訪日客向けに本格始動

訪日外国人観光客に人気の「食体験」に、新たな選択肢が加わりました。株式会社テーブルクロスと株式会社JTBが連携し、北九州の豊かな海の幸を活かした本格的な寿司作り体験ツアーの提供を開始しました。
本記事では、体験ツアーの具体的な内容と、その背景にある北九州市の取り組みについて紹介します。

北九州で「寿司作り体験」、byFood.comで予約可能に

訪日外国人向けグルメプラットフォーム「byFood.com」を運営する株式会社テーブルクロスと、旅行大手の株式会社JTBが業務提携を結び、「北九州×寿司の食体験ツアー」の提供を開始しました。
このツアーでは、参加者は北九州近海で水揚げされたばかりの新鮮な魚介を使い、地元の寿司職人から直接指導を受けながら、本格的な寿司作りを体験することができます。単に寿司を食べるだけでなく、自らの手で握ることで日本の食文化に対する理解と感動を深めてもらうことを目的としています。

ツアーの予約・販売は、「byFood.com」にて行われ、北九州市内の株式会社KBSが運営に協力し、地域に根ざした質の高い体験を提供します。この取り組みは、訪日外国人観光客に日本ならではの深い食体験を提供するとともに、地域経済の活性化にも貢献することが期待されます。

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お魚天国・北九州市の「すしの都」戦略

このツアーの背景には、北九州市が「すし」を観光資源として積極的に活用しようとする取り組みがあります。北九州市は、玄界灘、響灘、周防灘の三つの海と関門海峡に囲まれ、鮮度の高い魚介類が豊富に獲れる「お魚天国」として知られています。この地の利を活かし、鮮度の高い魚介類が豊富に水揚げされることから、古くから食文化が栄えてきました。

こうした恵まれた環境を活かし、北九州市は2024年から「すし」を観光資源として推進しています。JR小倉駅新幹線改札内への立ち食いすし店の開店や、小倉城天守閣でのすしイベント開催など民間企業と連携した様々な施策を展開してきました。さらに、2024年8月には「すしの都 北九州協議会」が、2025年4月には市役所内に「すしの都課」が新設されるなど官民一体で寿司文化の発信に力を入れています。

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五感で楽しむ食体験、「すしの都・北九州」の実現に貢献か

本ツアーのコンテンツは、訪日外国人観光客が北九州の食文化を五感で楽しめるよう工夫されています。
まず、活気あふれる旦過市場を散策し、地元の新鮮な魚や特産物を目にしながら、ガイドからその調理法や歴史についての解説を聞くことができます。その後、寿司職人から指導を受け、巻き寿司から握り寿司まで本格的な寿司作りを体験します。自らの手で作り上げた寿司を味わう喜びは、忘れられない思い出となるでしょう。

北九州市が目指す「すしの都」の実現に向け、「北九州×寿司の食体験ツアー」は、訪日外国人観光客誘致の強力な起爆剤となるでしょう。
このツアーを通じて、北九州の豊かな食文化が世界に発信され、地域の魅力を高めることで、さらなるインバウンド需要の創出し、地域経済の活性化に大きく貢献することに期待が寄せられます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

INBOUND PLUS 編集部

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