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くら寿司が中目黒に新境地!高級小型店「無添蔵」で大人向け回転寿司へ

誰もが知る回転寿司チェーン「くら寿司」が、東京のトレンド発信地である中目黒に、これまでのイメージとは一線を画す高級小型店をオープンしました。この新しい挑戦は、同社の戦略にどのような変化をもたらすのでしょうか。
本記事では、くら寿司の高級小型店「無添蔵 中目黒店」について紹介します。

くら寿司のハイグレード業態「無添蔵」が関東初進出

くら寿司が2025年5月29日にオープンした「無添蔵 中目黒店」は、同社のハイグレード業態である「無添蔵」ブランドの関東初出店となります。これまでの「無添蔵」は関西エリアに限定して展開されていましたが、今回の出店で都心部の顧客層にもアプローチします。

「無添蔵 中目黒店」は、「日常の中の『非日常』」をコンセプトに、内装は「大人の隠れ蔵(家)」をイメージした落ち着いた空間が特徴です。通常のくら寿司店舗にあるアミューズメント要素は排除され、照明を落とした店内や和の装飾、BGMなどにより、ゆったりと食事を楽しめる雰囲気が演出されています。座席数は59席と、通常店舗に比べてコンパクトな設計となっています。

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希少なネタと手間暇かけた一品、新幹線輸送で鮮度を追求

「無添蔵 中目黒店」では、通常のくら寿司では味わえない、希少なネタや手間暇かけた上質なネタを多数取り揃えています。提供メニューは200種類以上と、通常のくら寿司よりも多いのが特徴です。特に注目すべきは、北陸新幹線を活用した「朝獲れ鮮魚」の輸送です。これにより、都内にいながら、その日の朝に水揚げされたばかりの鮮魚を夕方までに味わうことが可能になります。

また、一度も冷凍されていない「生本まぐろ」の提供や、自分ですりおろして味わう長野県産安曇野産の本わさびを添えた刺身盛り合わせなど、食材や調理法にこだわったメニューがラインナップされています。
通常のくら寿司の価格帯よりも高めに設定されていますが、その分、質の高い食体験を提供することで、新たな客層の獲得を目指しています。

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都心型店舗戦略と「大人の回転寿司」への挑戦

「無添蔵 中目黒店」のオープンは、くら寿司が都心部における新たな顧客ニーズに対応するための戦略的な一歩です。従来のファミリー層向けというイメージから、大人も楽しめる上質な回転寿司体験を提供することで、競争が激化する外食産業において新たな市場を開拓する狙いがあります。

アミューズメント性を抑え、落ち着いた雰囲気とこだわりのメニューで勝負する「無添蔵」は、今後のくら寿司の都心型店舗展開のモデルとなる可能性を秘めています。この高級小型店が、日本の回転寿司業界にどのような影響を与え、新たな顧客層をどこまで獲得できるのか、その動向が注目されます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

INBOUND PLUS 編集部

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